東京料理写真カメラマン | シズル感ある料理撮影

料理フォトグラファーMakoto Kamiiizaka

家庭料理・お弁当の料理撮影の見せ方 | 東京料理写真カメラマン

 

こんにちは、料理がだいすきなフードフォトグラファーです。

お弁当男子の料理本の撮影から料理の撮影の解説をお届けします。

 

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スタジオ撮影・キッチン撮影の料理写真の基本

カメラマンが写真を撮影するのにはカメラと光が必要です。 昔はフィルムが大切でしたが現在はMacに変わってます。 光はカメラのレンズを通して画像素子(フィルム)に光の光景を描きます。 つまり、写真は光の取り込みによって作られるものでとても重要なのです。

 

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家庭料理・お弁当の料理撮影の見せ方の基本

 

家庭料理・お弁当の料理撮影の見せ方の基本は照明とライティングです。

料理をおいしそうに撮るのに、料理の種類によって雰囲気がとても大切です。

家庭料理は明るく撮ってあげることが雰囲気がマッチした仕上がりになります。

私たちが普段感じている光は太陽の光です。 その太陽の光がいちばん自然で見る人の目に馴染んでいるものですのでそれを意識して考えましょう。

自然光がたくさん入る室内環境やキッチンスタジオでは光をうまく利用します。 光の少ない室内で撮影する場合、照明の種類によっては写真が濁って料理が美味しそうに撮影できないことがありますので、その場合は照明機材でライティングして撮影することによっておいしそうでキレイな料理写真ができあがります。

 

料理研究家のかたがきれいに盛り付けされた家庭料理やお弁当をライティング次第では残念な印象に変わってしまいます。 おいしそうや作ってみたい料理の写真で伝わる写真を撮影しましょう。

 

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スタジオでの料理撮影のライティング

 

料理の写真を撮影するとき、どのような雰囲気に撮影するかを考えることが重要です。

お弁当・家庭料理の作られた朝のイメージで写真を演出して撮影したい場合は、「逆光」や「半逆光」でライティングすることがポイントです。  料理に陰影ができ自然と立体感がでるライティングです。 また潤いのある料理では食材にツヤが生まれ写真にシズル感がでてきます。  「逆光」はほぼほぼ真後ろから光をあてることで影が多すぎると思われたら、撮影シーンによって斜め後ろからライトを当てる「半逆光」にしましょう。

 

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朝のイメージの料理撮影では使わない「順光」

 

ライティングの話のついでに、「逆光」の反対が「順光」です。

料理にカメラ側の正面から光をあてるライティングですが、平面的になってしまうので家庭料理・お弁当の朝のイメージではあまり合わないので気をつけましょう。  ただものは使いようですので、料理撮影全般に言えることですが料理のシーンを考え雰囲気にあったライティング(光の演出)をしましょう。

料理のシーンが夏のイメージなのか冬のイメージなのかといったシーズン(季節)や朝・昼・夜のどの時間に調理され食事をするのか、または家庭的な料理なのか高級料理なのか大衆料理なのかといったさまざまなシーンを考えて演出やライティングをしましょう。

 

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家庭料理・お弁当の料理撮影での使用機材「ストロボ」照明 | スタジオ撮影

 

写真スタジオで撮影する場合は、スタジオにストロボやカポックなど照明機材がありますのでそれを使用します。

キッチンスタジオでは、ストロボ照明機材が揃っているところやないところがいろいろですので事前に確認しましょう。  ストロボが台数が少ないところは灯数が多く必要な場合は必要なぶんを準備して持ち込みセットします。

ストロボ以外の使用する道具で、やわらかくふわっとした光をあてるのであれば光を和らげる白い布(紙)ディフューザーという撮影道具がカメラ屋にありますので準備しておきましょう。 

 

撮影スタジオには写真をきれいに撮れる撮影機材が多数あります。 料理写真で表現したいシーンによっていろいろと対応できますので事前の打ち合わせでスタジオとも相談してみましょう。

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おうちで家庭料理を撮影するには、そこまで大掛かりな機材はないですが工夫次第でいい写真は撮影できます。 

簡易的な照明道具・簡易的なストロボと小さなレフ板を活用するだけのテクニックでスマホでもきれいな写真が撮影できます。

 

小さいけど大きな役割の料理撮影の「レフ板」

 

モデル撮影でよく使われている丸いレフ板。 料理の撮影でもとても重要な役割をしているレフ板です。

ライティングの基本はメインライトと補助光とアクセント光で考えます。

レフ板はメインライトの光を反射させて被写体の影を調節したり、アクセントを与えます。

レフ板を入れないと、光の当たらないところは暗く落ちてしまいます。 しっとりとした重みのある雰囲気のシーンではあえてレフ板をいれずに演出します。

明るく爽やかなシーンではメインのライトの光が当たらない暗くなってしまう側をレフ板をしようして光を回して撮影することによって料理をしっかり見せることができます。  

 



料理の食材のツヤや照りを表現するときは、暗くなってしまう部分の手前に白のレフ板を入れてツヤや照りを撮影します。野菜サラダの葉の水滴やドレッシングなどのしずる感を表現するときは、前述の「逆光」と「レフ板」を使用しておいしそうなみずみずしさを料理写真で表現します。

 

料理の集合写真や大きな創作料理の場合は、レフ板も大きなレフ板を使用します。 撮影スタジオにあるカポックというものです。  白い面と黒い面があり白い面は光の反射に使い、黒い面は光を抑えたいときに使います。

白い面、黒い面を演出する雰囲気や料理のシーンに合わせて調節しましょう。

 

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